自分の考えを表現する難しさ
早朝、NHK番組で「あの人に会いたい」を何気なく観ていた。
学習院大学名誉教授で今年の7月に亡くなられた大野晋氏が語った言葉。
「これからの時代は自分をはっきり伝えられなくてはいけない」
今の総理大臣の顔が浮かんだ。
たしか、彼も学習院大学卒。
自分も学習院大学を受験した経験がある
彼は英語が話せるが、漢字の読み間違いや不適切な表現が目立つ。
オバマ次期米国大統領のスピーチは有名ですが、
まだ30才代の優秀なスピーチライターが推敲しているとか。
どのような表現をすれば、人の心が動くのか?
逆に使用してはいけない表現を事前に精査するぐらいのことを国のトップはしたらどうか。
誰でも間違いはある。(間違いが本音ではないかと捉える人も多いかも。)
最近、角田光代さんの小説を読んでいると、登場人物の考えがよく分かり、
自分の気持ちを相手にうまく伝えることがいかに大切であるかを感じる。
自分も仕事をしていると、利用者の気持ちを代弁しなくてはいけない場面がよくある。
そんなときに、正確に、簡潔に、誰でもわかり易く、共感されやすいように、
もっと上手な表現ができないだろうかと思うことがある。
来年の目標はたくさん小説を読み、漢字検定の2級かできれば1級に挑戦しようかな、、、、。
あ!鬼が笑うかな?
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